ドレンパンを外すこと

2022年02月22日 11:15
カテゴリ: クリーニング

おはようございます、中谷サービスです

今回は、ドレンパンを外すことについてお話ししたいと思います

エアコンのドレンパンとは
冷房や除湿時にアルミフィンから結露した水を受ける皿の部分になります

受けた水はドレンホースを伝って外に排水されていきます

厳密にいうとアルミフィンの奥側にも裏ドレンという部位があるのですが
背面ケーシングと一体の為、外すのが非常に困難なので
今回は吹き出し口手前のドレンパンについてお話していきたいと思います

エアコンのドレンパンは部品として取り付けてありますので、外すことも可能です
しかし、機種によっては本体に一体の為、外せないものもあります

外せない場合は、外せないときの洗浄方法があったりします

ドレンパンを付けたままの洗浄は、服を着たまま体を洗うのと同じことなので
見えない部分はほとんど綺麗になりません

ホームページやマッチングサイトで作業範囲を見ると「ドレンパン洗浄」と記載がありますが
90%の業者はドレンパンを外してクリーニングは行いません

・会社のマニュアルに外す工程がない

・外す技術がない

・外さなくても綺麗になると思っている

色々理由はあると思いますが、間違いなく外して洗浄したほうが綺麗になります

ドレンパンを外さないでクリーニングした場合は60%ほどしか綺麗に出来なかったのに
外してクリーニングしたら80%まで綺麗になったという結果もあります

それだけ重要な部品ということが分かります

エアコンの部位の中で長期間濡れている箇所は、ドレンパンとドレンパンに隠れて見えない
アルミフィンの下部分になります。

毎年ドレンパンを外さないクリーニングを頼んでいても、汚れは蓄積されていきますので
それでしたら、2、3年に一度でいいので外してのクリーニングをお勧めします

本当は毎年やっていただきたいのですが、ちゃんと分解したクリーニングだと
それほど汚れが酷くならないので、正直に言わせていただきました笑

エアコンクリーニングで抗菌コートを勧める業者もいますが
その汚れが残ったままの上から抗菌しても全く意味のないことになりますので
そのお金で美味しい物を食べたほうがよっぽど幸せになります

抗菌コートをするならドレンパン外しは必須、外せない業者には依頼はしない
これが大事です

ドレンパンが汚れたままだと、カビや細菌が増殖して嫌な臭いを引き起こす原因になります
結露水がその上を流れていきますので、ドレンホースもカビやゴミで詰まってしまい
水漏れを引き起こす原因にもなります

毎年のようにドレンホースにスライムが溜まり水漏れを起こすエアコンもありました
そのような場合もドレンパンを外すクリーニングは有効になってきます

ご依頼する場合はドレンパンを外してクリーニング出来るか聞きましょう

業界に10%ほどしかいないので、見つかったとしても追加料金がかかることが多いです
それでも2000~3000円ほどだったら外してクリーニングしてもらうことをお勧めします

無料で外してくれる業者がいたら奇跡です
親戚やお友達にも紹介してあげましょう

ちなみに、当店では外せる機種は無料で外しています

よろしくお願いいたします<(_ _)>

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